日本の履歴書では証明写真が一般的ですが、すべての応募で必須とは限りません。求人票、応募フォーム、企業からの案内、指定様式を最初に確認し、求められた場合に適切な写真を提出します。写真を設定していない書類に、空の写真枠だけを残す必要はありません。
まず応募先の指定を確認する
写真の有無、ファイル形式、容量、撮影時期などの指定があれば、その指示を優先します。「写真不要」と明記されている場合は、慣習だけで追加しません。指定がなく一般的な履歴書を提出する場合は写真を付けることが多い一方、英語のResumeやCVでは通常掲載しません。書類ごとの個人情報の違いは、4種類の応募書類の比較も参考にしてください。
一般的なサイズと写り方
ハローワークの案内では、縦4cm×横3cm程度で、上半身または胸から上が写る写真が一般的とされています。古い写真を使い回さず、3か月以内を目安に撮影します。正面を向き、顔が暗くならない照明と無地の背景を選びましょう。
- 目や顔の輪郭が髪で隠れていない。
- 強い加工、フィルター、美肌補正を使っていない。
- 応募職種や面接に合う清潔感のある服装になっている。
- 頭上に適度な余白があり、肩まで自然に入っている。
- SNS画像のスクリーンショットではなく、鮮明な元画像を使っている。
PDFとオンライン応募での注意
PDFへ貼り付ける場合は、実際の表示サイズで鮮明に見えることを確認します。スマートフォンで撮影した大容量画像をそのまま入れると、見た目は変わらないままPDFだけが重くなります。先に縦横比を整え、適切な解像度にしてから使用しましょう。
応募フォームに独立した写真アップロード欄がある場合、PDF内の写真だけで代用できるとは限りません。反対に、写真を使わない場合はレイアウトを詰め、空の「証明写真 任意」枠を出さない方が完成した書類として自然です。
紙で貼付する場合
普通紙ではなく写真用紙を使い、曲がらないように貼ります。写真が剥がれた場合に備え、裏面へ氏名を書くよう案内する労働局資料もあります。履歴書の記入を終えてから最後に貼ると、写真を汚したり傷つけたりしにくくなります。
個人情報として扱う
証明写真は個人情報です。共有端末に不要なデータを残さず、編集可能な履歴書を公開リンクで共有しないようにします。初めて使う求人サービスでは、運営者、利用目的、削除方法を確認してください。
公正な採用選考では、適性・能力を基準に判断することが重視されています。写真は能力を説明するものではありません。採用担当者が判断できる材料は、職務経歴書の担当範囲と実績で示しましょう。
提出前チェック
- 写真に関する応募先の指定を確認した。
- 最近撮影した、正面向きで鮮明な写真を使っている。
- 一般的な縦4:横3の比率に近い。
- PDFの容量が大きすぎず、画像も粗くない。
- 写真未設定時に空の枠が残っていない。
- 英語のResume・CVへ不要な写真を流用していない。